ベトナム初のLNG火力発電所が稼働へ、電力の安定供給と脱炭素を後押し

ジェトロのビジネス短信によると、ベトナム南部ドンナイ省で12月14日、同国初となるニョンチャック第3・第4LNG火力発電所の開所式が行われました。式典にはファム・ミン・チン首相をはじめ、政府や地方の関係者が出席しました。

本プロジェクトは、国営エネルギー企業ペトロベトナム傘下のPVパワーが約14億ドルを投じて建設したもので、三井住友銀行など国際金融機関から資金を調達しています。政府保証なしで実現した大型電源案件として注目されています。2026年1月から商業運転を開始し、総発電容量は1,624MW、年間90億kWh超の電力供給が見込まれています。

米GEベルノバ製の高効率ガスタービンを採用し、発電効率は62~64%以上と世界最高水準です。燃料はLNGを基本としつつ、水素混合への対応も可能で、将来的には100%水素燃料の使用を目指します。LNGはホーチミン市のチーバイLNG基地から供給される予定です。

チン首相は、同発電所がエネルギー安全保障の強化と持続可能な成長に不可欠であり、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた重要な取り組みだと評価しました。政府は電力開発計画PDP8に基づき、2030年代にかけてLNG火力や再生可能エネルギーの導入を進める方針です。

ジェトロビジネス短信
https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/01/10035da7273e743f.html

今回のLNG火力発電所の稼働は、電力安定化と脱炭素の両立を象徴する動きです。今後、エネルギー関連投資や水素・環境技術分野でのビジネス機会が広がる可能性があり、日系企業にとっても中長期的な参入余地が注目されます。

■当社について
TMAソリューションズは、ベトナムを本国としたオフショア開発を手掛けており25年の信頼と実績がある会社です。
日本を含む世界30か国のクライアントをサポートしており、開発におけるリソース不足や人件費・技術的な問題を解消することが可能です。
オフショア開発・開発リソース不足の問題などございましたらお気軽にご相談ください。
専任スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。

「オフショア開発に興味がある」「開発リソース不足を解決したい」など、
お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら