
ジェトロビジネス短信によると、ジェトロは2025年3月10日、在ベトナム日本大使館、ホーチミン日本商工会議所(JCCH)、ベトナム国家イノベーションセンター(NIC)と共催で、日越のスタートアップ連携イベント「Inno Vietnam-Japan Meetup Vol.9」を開催したとのこと。イベントはウェビナー形式で行われ、約140名が参加。介護・ヘルスケア分野における日系企業とベトナムスタートアップの協業事例が紹介されました。
登壇したのは、介護士の育成や病院・家庭への派遣を手掛けるベトナムのWeCare247。日本企業との協業事例として、マイナビベトナム、エーザイベトナム、メイジフードベトナムの3社が連携内容を発表。各社はいずれも同スタートアップとの覚書締結や出資を通じて、認知症患者支援や高齢者の健康支援などのプロジェクトを展開しています。
WeCare247のCEOらは、「日本とベトナムには文化的・人口的に多くの共通点があり、日系企業からは多くの学びが得られる」と話し、今後さらなる連携への意欲を示しました。
また、連携企業の代表らは、WeCare247と協業することで、地元の病院や患者といったコミュニティへのアクセスが可能となり、サービスの浸透が促進されたと語ったとのこと。
マイナビベトナムは出資判断にあたり「ベトナム国内で特定領域の1位を狙えるか」「自社とのシナジー」「テクノロジーによる収益性向上」の3点を重視したと明かし、スタートアップ投資におけるKPI管理や柔軟な事業計画策定の重要性を強調しました。
このようなイベントは、日本企業にとってASEANスタートアップとの連携促進の大きな足がかりとなっており、今後も介護・医療分野での国際協業に注目が集まっています。
ジェトロビジネス短信
https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/03/68ba812f0c491985.html
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