バクニン省に廃棄物発電プラントが完工および第8回日ベトナム環境政策対話

ジェトロビジネス短信記事によると、インフラやプラントなどの設計・建設・運営を行うJFEエンジニアリングなどは1月11日、ハノイ市に隣接するバクニン省に建設していた廃棄物発電プラントの完工式典を開催。ダン・クオック・カイン天然資源環境相、八木哲也環境副大臣をはじめ、ベトナムと日本の政府、企業関係者らが参加したとのことです。

■廃棄物発電プラントの概要
・発電プラントは2024年1月から一般廃棄物と産業廃棄物の引き受けと試運転を開始(4~6月ごろに正式に操業する予定)
・設備容量は11.6メガワット(MW)
・1日500トンの廃棄物焼却能力を有する
・年間1億キロワット時(kWh)近い発電量の見込み
・JFEエンジニアリングがプラントの設計・建設・運転サポート
・トゥアンタインエンバイロメントが許認可の取得や廃棄物の収集・運搬、焼却灰処理を担当

※トゥアンタインエンバイロメント社は、廃棄物焼却をはじめ各種リサイクル事業を総合的に展開するベトナム国の大手リサイクル事業会社

また、翌日1月12日には第8回日ベトナム環境政策対話が行われました。
日本国環境省とベトナム社会主義共和国天然資源環境省は、両国間で包括的な環境協力を進めていくため、2013年に「環境協力に関する協力覚書」に署名・締結するとともに、第1回環境政策対話を開催。今回、同覚書が更新されるとともに、第8回環境政策対話が開催されました。

■第8回日ベトナム環境政策対話の概要
・2024年1月12日 10:00~11:30(第8回環境政策対話、環境協力覚書署名式)
・ベトナム社会主義共和国天然資源環境省(ハノイ)で開催
・出席者は、日本側 八木環境副大臣、小川特別国際交渉官 ほか、ベトナム側 タイン天然資源環境副大臣 ほか

環境政策対話では、気候変動対策、プラスチック汚染、廃棄物管理、大気汚染等について今後の協力の方向性が確認されましたとのことです。

北部バクニン省の日系廃棄物発電所が完工、地場との合弁
https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/01/2481dae1b4bfe09d.html

第8回日本・ベトナム環境政策対話について
https://www.env.go.jp/press/press_02637.html

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