ジェトロビジネス短信記事によると、ベトナム統計総局の発表にて、6月29日、2024年第2四半期(4~6月)の実質GDP成長率(推計値)を前年同期比6.93%と発表した。5.87%だった前四半期(1~3月)から伸び率が加速したとのことです。
■業種・部門別の実質GDP成長率(1~6月)
・農林水産業:3.38%
・鉱工業・建設業:7.51%
・サービス業:6.64
農林水産業では、林業が5.34%で一番の伸び率
鉱工業・建設業では、鉱業が△7.22%で電気・ガスが13.26%で一番の伸び率
サービス業では、上位順に運輸・倉庫が11.02%、業務サービスが10.77%、ホテル・飲食が9.94%という伸び率となった。
統計総局の発表によると、GDPの11.3%を占める農林水産業では、暑さの影響で野菜や豆類の作付面積は減少したものの、コメの収穫量や水産業の生産は順調に推移したと報告されています。
グエン・ティ・フオン統計総局長は「大きな変動がなければ、通年のGDP成長率目標6.0~6.5%は達成する可能性が高いが、6.5%以上の成長率となるには、国内のインフレや世界各地の紛争など多くの困難と課題がある」と述べたそうです。
ジェトロビジネス短信資料
https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/07/061f7d6aac0a9908.html
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