
ジェトロのビジネス短信によると、ベトナム統計局が7月5日に発表した推計によると、2025年上半期(1~6月)の小売・サービス売上高は3,416兆8,000億ドン(約19兆1,300億円)となり、前年同期比9.3%増と堅調に拡大しました。小売業が全体の76.5%を占め、宿泊・飲食サービス(14.7%増)、観光(23.2%増)、その他サービス(12.3%増)も伸びを示しました。
小売分野では文化・教育関連が前年同期比11.5%増と最も大きな伸びを見せ、食品(9.5%増)、衣料品(6.1%増)、家具・家電(5.5%増)が続きました。地域別では、ホーチミン市が15.8%増の654兆ドン、ハノイ市が12.1%増の455兆ドンと主要都市が全体をけん引しました。
また、労働者の平均月収は830万ドンと前年同期比で10.1%上昇しました。男性は930万ドン、女性は710万ドン、都市部は1,000万ドン、農村部は720万ドンと地域や性別で差が見られます。
特にホーチミン市は国内小売・サービス売上高の約2割を占め、日系企業の進出先として注目されています。2025年3月以降、三笠会館やサイゼリヤ、ニトリ、ツルハホールディングスなどが相次いで出店。飲食チェーンを中心に多店舗展開の計画も進んでおり、同市の消費市場への期待は高まっています。
ジェトロビジネス短信
https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/08/8f9331880fd523c9.html
ベトナムの小売・サービス市場は2025年上半期に9.3%成長し、労働者の平均月収も1割増加しました。特にホーチミン市では日系企業の新規出店が相次ぎ、消費市場としての存在感が一層高まっています。
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