
ジェトロビジネス短信によると、ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学(HCMUT)は、2024年9月28日に第15回「キャリアフェア2024」を開催し、約6,000人の学生が参加しました。参加企業は前年より14社増加し、120社となりました。そのうち、日本企業は29社で、在ベトナム日系企業が12社、日本からの参加企業が17社を占めました。
■ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学(HCMUT)について
HCMUTは、ベトナム南部で最も優れた理系大学として知られ、技術系の日本語人材育成にも力を入れています。電気電子工学、コンピュータサイエンス、機械力学の各分野で日本語プログラムを提供し、日本語が堪能なエンジニアを輩出しています。
■キャリアフェア2024概要
当日の式典で、フイン・キ・フオン・ハー副学長は、企業のニーズに応じた人材育成を目指し、市場の需要や企業からの意見を重視していると述べました。また、キャリアフェア内で実施された企業と学生の個別面談では、70社以上の企業が事前登録された約1,000人の応募者と直接面接を行いました。
キャリアフェアでは、企業による会社説明や相談、ビジネス交流が行われ、多くの学生が参加しました。特別プログラムとして、在ベトナム日系企業から「日系企業で働く魅力」が紹介され、現在日系企業で働く同大学の卒業生が、150人以上の学生に対して企業文化や技術、日本語学習法、就職活動の経験などを共有しました。学生からは、新入社員の教育制度、キャリアアップの機会、語学学習支援、給与交渉の可否など、多くの質問が寄せられました。
ジェトロビジネス短信
https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/10/865b584736c2a70b.html
■まとめ
このような取り組みは、日本企業がベトナムで優秀な人材を確保する上で重要であり、両国間の経済協力や人的交流の深化に寄与します。特に、技術系分野で日本語能力を持つ人材の育成は、日本企業の競争力強化やベトナムの産業発展に貢献し、双方のGDP成長にも影響を与えると期待されます。
■当社について
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