
ジェトロビジネス短信記事によると、ベトナム統計総局の発表にて、9月29日、2023年第3四半期(7~9月)の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同期比2.89%とのことです。
■2023年1~9月の財別消費者物価指数上昇率(前年同期比)
・食品、飲食業 :3.62%(内訳、穀物:4.85%、食品:2.83%、外食:5.08%)
・飲料・たばこ :3.48%
・被服・履物 :2.30%
・住居(費)、建築材 :6.73%
・設備・家庭用品 :2.28%
・薬・医療 :0.61%
・交通(ガソリンを含む):△4.16%
・郵便・通信 :△0.62%
・教育 :7.28%
・文化・エンタメ・旅行 :2.98%
・その他製品・サービス :4.20%
・総合 :3.16%
・コアCPI :4.49%
※住居(費)には家賃、光熱費、水道代も含まれる
※出所、ベトナム統計総局
※コアCPIは、総合CPIから穀物、生鮮食品、エネルギー、国家管理材(医療・教育サービスなど)を除いたもの
※ジェトロ「ビジネス短信」添付資料より
https://www.jetro.go.jp/view_interface.php?blockId=36573893
上記資料によると、9月単月では、穀物が10.49%と一番の上昇率となっています。
1~9月で見ると、教育が7.28%になり、次いで住居(費)、建築材6.73%、その他製品・サービス4.20%という上昇率の順位になっています。
マイナスの上昇率では、交通(ガソリンを含む)△4.16%、郵便・通信△0.62%の2項目になります。
■9月単月での穀物10.49%の上昇率の背景
ジェトロビジネス短信記事によると、世界最大のコメ輸出国インドが国内価格の安定を目的に、コメ輸出を7月に禁止したことなどを背景に、各国のコメの輸入需要が増加し、コメの国際価格が上がった。このため、ベトナム国内のコメやその他の穀物価格も上昇したとのことです。
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