ベトナム統計総局は9月29日、第3四半期の国内総生産(GDP)が前年同期比5.33%と発表

ベトナム統計総局は9月29日、第3四半期の国内総生産(GDP)が前年同期比5.33%と発表しました。
ジェトロビジネス短信記事によると、2期連続で前期の伸びを上回る成長率である一方、1~9月の成長率は4.24%にとどまり、2023年当初の政府の通年GDP成長率目標(6.5%)の達成は厳しい見込みとのことです。

産業別の成長率
・農林水産業:3.72%
(農業:3.75%、林業:2.46%、水産業:3.89%)
・鉱工業・建設業:5.19%
(鉱業:△6.01%、製造業:5.61%、電気・ガス:5.99%、給水・排水:2.93%、建設業:7.97%)
・サービス業:6.24%
(卸売り・小売り:8.15%、運輸・倉庫:9.67%、ホテル・飲食:8.75%、IT:2.79%、金融:6.85%、不動産:△1.00%、コンサル・科学技術:6.40%、業務サービス:9.53%、党関連活動:6.63%、教育:4.49%、医療:2.82%、文化・レジャー:11.71%、その他サービス:10.63%、家庭内活動:5.43%)

※農林水産業では、生産・収穫量が前年同期より増加した品目が多く、安定した成長
※鉱業、不動産がマインス成長、文化・レジャー、その他サービスが10%以上の成長
※1~9月の国外からベトナムへの訪問者数は約889万人で、前年同期の4.7倍
※不動産は低迷が続いている
※ジェトロ「ビジネス短信」添付資料 参考
https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/10/6f1251ca6234cf10.html

政府は第3四半期までの経済情勢を踏まえ、通年のGDP成長率目標(6.5%)の軌道修正を進めているとのこと。

グエン・チー・ズン計画投資相は経済が徐々に前向きな状況になっているとしつつ「通年で5~6%の成長率でさえ達成するのは非常に困難で挑戦的だ。第4四半期の成長は、特に製造業をはじめ、工業生産の回復にかかっている」と述べ、これに対して、ファム・ミン・チン首相はベストを尽くして通年6%の成長シナリオを目指すよう、会議に出席した各省庁や地方省などの代表に呼びかけたとのことです。

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