ホーチミン市で大型都市開発が本格始動 行政・交通インフラ整備を加速

ジェトロのビジネス短信によると、ホーチミン市人民委員会は4月29日、南部解放・国家統一記念日に合わせ、行政センターや都市鉄道など複数の大型プロジェクトの起工式を実施しました。都市機能の高度化を進め、国際的なメガシティー形成を目指す取り組みとして注目されています。

トゥーティエム地区では、新たな行政センター建設が始まりました。約46ヘクタールの敷地に行政機関を集約し、中央広場や劇場なども整備されます。総投資額は約30兆ドンで、PPP方式により2028年完成を予定しています。

また、都市鉄道2号線のベンタイン~トゥーティエム間も着工しました。地下約6.2キロ区間に6駅を設置する計画で、2030年の完成を目指しています。総投資額は約37兆ドンです。

同日には、ビングループによる大規模都市開発プロジェクトも始動しました。ホーチミン市北西部に、大学や研究施設、住宅、病院、大型商業施設、公園などを備えた国際大学都市を整備する計画で、約13万5,000人の居住と約6万人の学生受け入れを想定しています。総投資額は59兆ドン、2035年ごろの稼働を予定しています。

ジェトロビジネス短信
https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/05/b833bc183a1bc394.html

ホーチミン市では、行政機能の集約や都市鉄道整備、大規模都市開発が同時並行で進められており、都市インフラ投資が加速しています。不動産、建設、交通、教育、商業分野など幅広い業界で新たなビジネス機会が広がる可能性があり、中長期的な市場動向として注目されます。

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