日越金型クラブ、ハノイで金型技術交流会、学生と日越企業が連携強化

ジェトロビジネス短信によると、昨年11月26日、日越金型クラブはハノイ市で第11回金型技術交流会を開催しました。ベトナムの金型産業の競争力向上を目指す同団体には、日系企業68社を含む113社が加盟しており、今回のイベントには加盟企業や学生ら約150人が参加しました。今回は初めて学生による発表セッションが設けられ、ハノイ工科大学やリー・タイ・トー短期大学の学生が金型設計の課題について発表。ハノイ工科大学プラスチック金型実験室チームがグランプリを獲得しました。

後半では「DX・AIを用いた金型製造」をテーマに、日系企業5社が先進事例を紹介。三菱電機ベトナムや山本金属ベトナムなどが登壇し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を活用した自動化や異常検知、熟練技術の数値化について発表しました。ベトナムの日系企業の現地調達率が36.6%にとどまる中、今回の交流会のような産業底上げの取り組みが現地産業発展への大きな期待を寄せています。

ジェトロビジネス短信
https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/12/b3301fae72e92c1f.html

■まとめ
今回の金型技術交流会は、日越企業とベトナムの学生が協力し、技術交流を深める貴重な機会となりました。特に学生の参加により、次世代の技術者育成と産業活性化への期待が高まっています。
また、DXやAIを活用した先端技術の共有は、ベトナム金型産業の競争力向上に寄与するでしょう。こうした取り組みが広がることで、現地調達の拡大や日本企業とベトナムの裾野産業との連携が強まり、両国の経済成長に繋がることが期待されます。

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