クアルコムは2025年6月10日、ベトナムに人工知能（AI）研究開発センターを開設しました。
これはクアルコムのグローバルAI拡大戦略の一環であり、ベトナムと米国間の技術提携拡大における重要な節目となります。
クアルコムは、この取り組みは技術移転、エコシステムパートナーシップ、人材育成に重点を置き、ベトナムのAI、半導体、デジタル変革戦略を支援すると述べています。
また、新しいAIセンターはハノイとホーチミン市の両方で運営され、生成AI、エージェントAI、そしてスマートフォン、パソコン、拡張現実（XR）デバイス、自動車、モノのインターネット（IoT）への応用といった革新的な技術に焦点を当てています。
さらに、ベトナムの戦略的魅力を地理的な側面だけでなく、若く革新的なエンジニアの育成にも力を入れています。
地元のテクノロジー系スタートアップ企業の製品開発と商業化を支援する「クアルコム・ベトナム・イノベーション・チャレンジ」を立ち上げています。
出典：ロイター通信